にーぶやー

先週の金曜日に友人が遊びに来てくれたので、toricoにご飯を食べに行ったり、ナガンヌ島でシュノーケリングをしたり、なかなか遊び通しの週末でした。

以前の訪沖で、やちむんの里に行った友人。
迷った挙句、気に入った茶碗を買わなかったことを相当後悔していました。そんなわけで、今回もう一度、やちむんの里の大嶺實清先生の工房へ。

ギャラリーには運よく大嶺先生が

しばし、器を鑑賞・・・。

友人は抹茶茶碗をいくつか見比べ、ずいぶんと迷っている様子。

や～っと品物を決めて、包んでもらったその後で、彼女はなんと別のお茶碗にFALL IN LOVE

～～～待つ事しばらく～～～

彼女は、そのお茶碗を買う事を決意しました。
終始じたばたしていた彼女に、ふと、

大嶺先生「振り込みでいいよ」

彼女「いえ、今払っていきます」

大嶺先生「旅は金持ってた方がいいから、振り込みにしなさい」

・・・お金持ちならいざ知らず、私達のような一般庶民にとって、手元のお金が大事なのはいうまでもありません。大嶺先生、お気遣いありがとうございます。
で、ついでにというには不適当な気がしますが、

相方が「これはわったーとぅじです。」と私を紹介。
と、大嶺先生は目を丸くして「なんで結婚する前に僕に言わんかった？」
と。（以前来た時や偶然お会いした時にも報告したはずだけど・・・。）ちょうどテーブルに乗せていたお茶碗を、「これ、お祝いだ。持って行け。」と。

3人とも、鼻息荒く、工房を後にしました。
後で思ったけど、大嶺先生と写真撮ってもらえばよかった…
あの時は興奮していて、そんなこと思いつきもしなかった。

その後、遅めのお昼ごはんで「風庵」へ
風庵の器は本当に素敵。なんてったって、たった今訪ねてきた大嶺先生の作った器達ですから・・・。私達は、うっとりと、お料理と、器を堪能しました・・・なんて幸せなひとときだろう…と話しながら。

お店のお兄さんに大嶺先生との話をすると、大嶺先生の話や、お店で使っている器のエピソードなど色々教えてくれて、より感動が深まりました。
「気に入った器でお茶を飲む。それだけでも心が豊かになる」とのお話、本当に同感です。

心もおなかも大満足なひと時。二日酔いで疲れた胃に優しい「ゆし豆腐」、いつもスープを飲み干してしまう「沖縄そば」、かぼちゃの味が引き立った「パンプキンぜんざい」、丁寧にいれてくれるコーヒー・・・。また、風庵が好きになりました。