にーぶやー

一年の中で最大のイベント、旧盆、今年も無事に終わりました・・・。

楽しい行事ですが、やっぱり、お嫁さん達は大変です。

何が大変って、旧盆3日間のための準備は、買い出し含め、ずいぶん前から始まります。
お盆が近くなると、頭の中には常に「旧盆」の二文字が。

清明祭は1日だけだけど、旧盆は3日間。
全島一緒の日程だから市場やスーパー、道路はメチャメチャ混む。
そしてお中元を持って仏壇に手を合わせに来るお客さんの出入りや、食事の支度で気を抜く暇がない。
仏壇の飾りつけに使う品物も色々と種類が多くて、最初は、なんじゃこりゃ～～～！と思いましたよ・・・。

「離島は比べものにならない位大変だよ～。」
「長男嫁じゃないから大丈夫さ～。」

とか、よく言われますけど、そう言われても・・・。

幼い時から見ていれば、見当がついて、大変とは思わないんだろうか・・・。あ、でも、確かに、うちは義姉さん達が優しいし、女手が多いので、楽な方だとは思います。

ウンケー（お迎え）、ナカビー（中日）、ウークイ（お送り）。

毎日お客さんがやって来ますが、いつ来るか、どれくらい来るかが読めない。それぞれの都合ですから。このお客さん達は、たいてい親戚の家を何件も回っているので、お茶も飲まずに帰られる方も多いです。ちなみに親戚回りは一応男性の役割らしいです。

食事（夕飯）も、一応、足りなくなることがないように、多めに準備はしておきます。だから買い出しだけでひと仕事。

二男嫁であろうと、三男嫁であろうと、息子であろうと娘であろうと、犬であろうと猫であろうと、みんなで手分けして仕事分担します。


私も年々、少しずつ慣れ、やっと、次に何をしたらいいのかの判断が出来るようになってきました～。
そして、楽しむ余裕も少しは出てきた？ような。
今年はナカビーに、地元エイサーの道ジュネーを見ることが出来て大興奮！

買い物に行って、例年用意してなかったソーローメーシーや葉ショウガを買ってきて、義姉達に戸惑われたり・・・。

ウークイには、手製のローストビーフ作って好評だったり。

少しずつ、自分で動けるようになってきて、楽しめるようになってきてると思います。


親族がワイワイ集まって、家に子ども達のはしゃぐ声が響き渡って、きっとご先祖様も、楽しんで帰ったはずー。
最後には、ウチカビを各家庭分燃やして、お土産を包んで、みんなで家の外までご先祖様を見送りました。

そして、相方さんと、両手いっぱいのウサンデーをもらい、ヘトヘトで帰宅しながらも、去年までとは違う手ごたえを多少感じている、ゆーみーなのでした・・・。

そして、来年の旧盆はいつか、今から気にするあまり、昨晩、夢にまで見たというのは本当の話です。