にーぶやー

昨日はトゥンジー（冬至）でしたね。冬至といえば沖縄の場合・・・

トゥンジーじゅーしー。

具はその時々によって違いますが、今回は豚肉、人参、椎茸、ヒジキを入れました。

かつお出汁と豚出汁を合わせた出汁で炊きます。なかなか、ふんわか美味しく出来ました。

昨日は義姉3名と浦添の「茶房　花水木」までお出かけ。
フラワーデザイナーのいとこの展示会を観てきました。

帰りに相方さんの実家に寄って、他二人の義姉さんと、お義母さんとも合流してゆんたく。お土産に、ムーチーをたんまりもらいました。

今度のムーチーは元旦と重なるので、今頃ムーチー作りをしている人が多いみたいです。

最初はちょっと苦手だったムーチーも、最近、匂いと味に慣れて、美味しく食べられるようになりました・・・。

帰宅途中の車の中でお義姉さんに聞いた話。

「昔、琉球に蔡温という政治家がいて、林業政策を取り仕切っていた。蔡温はむやみに木を伐採したり剪定する事を禁じていたが、鬼餅（ムーチー）の日だけはそれを許した。だから、昔は、ムーチーの日になると、あちこちで木の伐採や、剪定をしている様子が見られたんだよ。」

調べたら、蔡温は林業のみならず、農業政策、治水、外交政策等々に通じ、多くの分野で能力を発揮した人のようです。
海岸に潮垣と呼ばれる防風林を作ったのも、内陸に木材用の木々や松などを植林したのも蔡温だったといいます。中国（清国）が無理難題を強引に押し付けてきても、蔡温が粘り強く対応して事なきを得たというエピソードもあります。

また、皇太子の教師役となり、皇太子が即位すると国師という地位に就き、琉球王国全体を指導、その後も三師官を務めたという・・・。

これって・・・多分、テンペストの寧温のモデルですよね？

沖縄が琉球王国だったころの名残が、生活の中に色々と残っていておもしろいなぁ～！！！と思ったトゥンジーのゆーみーなのでした。

まじめですまん。