にーぶやー

11月3日は文化の日。

首里そばで腹ごしらえをした後向かったのが県立芸大の芸術資料館。
ここで、「沖縄文化の父、鎌倉芳太郎が見た戦前の沖縄」を観ました。

この方は1921年（大正10年、23歳）に初めて沖縄を訪れています。その時から琉球芸術の調査に没頭し、その後も極めて緻密に沖縄の文化について調査をし続けました。

残された資料には、戦争で失われた多くの琉球の芸術品や、地域の習慣が詳細にわたり記録されています。



首里城の南殿に展示されている、歴代の琉球王の「御後絵」の記録写真もそのひとつ。あれがなければ、ああいったものがあった、という事さえ、伝わらなかったかもしれません。本物の「御後絵」はみんな、戦争で焼けてしまったのですから・・・。

人頭税を検査するための縄の結び方、婦人の手に刻まれた入れ墨の絵柄とその意味、等等、精密なイラストによって、ノートに書き遺されています。本当に気が遠くなるような膨大な資料の数々に驚きました～！！

と、まあ真面目な話はこれ位にし、その後は旗頭をするお友達が待機している首里高校へ。

校門のガジュマルの大木が涼しげです。

途中、まんじゅうをパクつこうかと思って、通りがかりの山城まんじゅうに寄ったら、お店の人が、「今、蒸しているところで、たとえ蒸し上がったとしても予約でいっぱいで売ることが出来ない」とのこと・・・残念。

ともあれお友達と無事会い、じゃあまた本番でね～と別れました。



時代絵巻が始まりました。
今年の王妃は、おメメパッチリ！クリクリしててかわいらしかったです。王様は・・・見ませんでした。すぐ前にいたんですけどね。


時代行列、長いな～。しかも、旗頭が出てくる気配がない。

ま、その間、フリーマーケットを見たりして時間を潰していました。

とある古本コーナーで、私が買ったのは、なんと、

「論語・孟子・諸子・老子・荘子・筍子・韓非子・墨子」という古典解説書。50円でした。

目の前の時代行列に触発されて・・・。眠り薬にならなければいいのですが。


お友達なかなか出てこない。


歩き回るのも疲れたので、日影に座って待つ事に。
お、旗頭出てきた～
でも、出てくるペースが超のんびり～

1番旗・・・これは違う。2番旗・・・違うね。3番旗・・・これも違った。4番旗・・・違う。5番旗・・・違うな～。

相方さん「トイレ行ってくるわ」

しばらく帰ってこなかった相方さんですが、帰って来た頃、ちょうどお友達の旗が来た！！

旗持ちじゃなくて、チンク隊じゃなく、太鼓持ちやってました。（あっちの太鼓持ちじゃない）

旗頭のコスチュームもきまってて、地下足袋姿がかっこいー


無事、雄姿を見られてよかったー。


しかし、クライマックスがよくわからないお祭りでした。

優雅といえばいいのかもね～

首里の街全体がそんな雰囲気に包まれていた1日でした・・・。