2016年09月22日
悦ちゃん
那覇で、桜坂の『悦ちゃん』といえば、知る人ぞ知る、おでん屋さん。
初めて行ったのは相方さんと結婚する随分前だから、もう10年以上前かしら。相方さんは何十年と通っていたお店。
店内奥に古いジュークボックスがあって100円で3曲、曲がかかる。これで『煙草の煙』、『東京ナイトクラブ』、『イヨマンテの夜』なんかをよく聴いたっけ。
店主の悦ちゃんは細身で、目鼻立ちはっきり、いつもちゃんと化粧していて、声がハスキーで、言う事ははっきり、さっぱり、慈愛に満ちていて。
相方と二人で結婚の挨拶に行った時には御祝儀をいただいたし、この間、子どもが生まれたと報告に行った時にも、「少しだけど」と言って御祝儀をくれた。「えっ、そんな・・」と躊躇していると、「恥ずかしいから早くしまって!」と、早く受け取るように相方にうながしていた。
昔、酔っ払いが店の前で倒れこんで困っていた時、たまたま店にいた相方がその酔っ払いの面倒を見てとても助かったそうで、「私がもう少し若かったら放っておかない、いい男」と相方を絶賛していた。
何となく私にやきもちを焼いているような印象を受けたのは気のせいではないと思うが・・・。
東京に転勤になってからも、沖縄出張の時に相方は『悦ちゃん』に行ったようで、その時の悦ちゃんが元気がなかったと心配し、銀座のデパートでスカーフを買って送ったりしていた。悦ちゃんは、きっと嬉しかったと思う。
その、えっちゃんが先日急に亡くなった。
朝に知らせを受けた相方が言葉に詰まっていた。
相方と昔から『悦ちゃん』に通っていた仲間の間にも悲しみが広がっている。『悦ちゃん』はいつもあの場所で自分を待っていてくれる。そう、みんな思っていたのに。
楽しい時間、思い出をたくさん、たくさんありがとう。
今はただ、ただ、悦ちゃん、どうぞ、安らかに。
リンク→沖縄テテルというサイトに悦ちゃんが出ていました。
初めて行ったのは相方さんと結婚する随分前だから、もう10年以上前かしら。相方さんは何十年と通っていたお店。
店内奥に古いジュークボックスがあって100円で3曲、曲がかかる。これで『煙草の煙』、『東京ナイトクラブ』、『イヨマンテの夜』なんかをよく聴いたっけ。
店主の悦ちゃんは細身で、目鼻立ちはっきり、いつもちゃんと化粧していて、声がハスキーで、言う事ははっきり、さっぱり、慈愛に満ちていて。
相方と二人で結婚の挨拶に行った時には御祝儀をいただいたし、この間、子どもが生まれたと報告に行った時にも、「少しだけど」と言って御祝儀をくれた。「えっ、そんな・・」と躊躇していると、「恥ずかしいから早くしまって!」と、早く受け取るように相方にうながしていた。
昔、酔っ払いが店の前で倒れこんで困っていた時、たまたま店にいた相方がその酔っ払いの面倒を見てとても助かったそうで、「私がもう少し若かったら放っておかない、いい男」と相方を絶賛していた。
何となく私にやきもちを焼いているような印象を受けたのは気のせいではないと思うが・・・。
東京に転勤になってからも、沖縄出張の時に相方は『悦ちゃん』に行ったようで、その時の悦ちゃんが元気がなかったと心配し、銀座のデパートでスカーフを買って送ったりしていた。悦ちゃんは、きっと嬉しかったと思う。
その、えっちゃんが先日急に亡くなった。
朝に知らせを受けた相方が言葉に詰まっていた。
相方と昔から『悦ちゃん』に通っていた仲間の間にも悲しみが広がっている。『悦ちゃん』はいつもあの場所で自分を待っていてくれる。そう、みんな思っていたのに。
楽しい時間、思い出をたくさん、たくさんありがとう。
今はただ、ただ、悦ちゃん、どうぞ、安らかに。
リンク→沖縄テテルというサイトに悦ちゃんが出ていました。
Posted by ゆーみー at 16:27│Comments(0)
│思ったこと